「禁煙のすゝめ」

禁煙のすゝめ ニコチン
禁煙のすゝめ

禁煙をこれまで一度も成功させたことがない人間が道半ばの禁煙について熱く語る!!

禁煙できない原因はやめる気がないから

私がまさにそうなのでこう考えています。禁煙に失敗する人のほとんどは心の底から禁煙がしたいなどとは思っていません。逆に、本気でやめる気があるのに禁煙できなかったという人にもこれまでほぼ出会ったことがないです。ただし口癖のように止めると言っているポーズだけの人は除外します。そう考えると問題はやる気だけなのかもしれません。それを言っちゃあ、おしまいだよ・・・と聞こえてきそうですが、ここから話を進めていきたいと思います。しかし本気で禁煙に挑戦した人は短期的な結果も含めると殆ど成功しています。中にはまた喫煙者に戻る人もいますがそれでも一定期間は禁煙に成功しています。一度禁煙できた人はもう一度禁煙に対して同じモチベーションを取り戻せたら再度禁煙に成功すると思います。私のいう禁煙できない人はそれ以前の段階で躓いてしまい一度たりとも成功しません。

なぜ禁煙できないのか

ではどうしたら辞められるのか?ではなくて、どうして辞められないのか?まずこのポイントをあげて行ってみようと思います。

1、何かを、「した時」、「やり終えた時」
・朝起きた時に
・食事が済んだ時に
・シャワーを浴び終えた時に
・会社に着いた時に
・作業が済んだ時に
・仕事が済んだ時に
・家に着いた時に

とにかく何かがひと段落するとタバコが吸いたくなります。これは殆どの喫煙者に共通する事ではないでしょうか。

2、何かを、「始める前に時」、「始めようとする時」
・身支度を始める前に
・食事の前に
・シャワーの前に
・外出前に
・会社に着く前に
・作業前に
・仕事前に
・家に着く前に
・眠る前に

これから何かするぞと決めたらまずその前にタバコが吸いたくなります。これも殆どの喫煙者に共通する事ではないでしょうか。

3、何かをしながら
・コーヒーやお茶を飲みながら
・会話をしながら
・運転をしながら
・仕事をしながら
・移動しながら
・休憩しながら
・ギャンブルをしながら
・お酒を飲みながら

なぜかそれらの事柄を始めるとタバコが吸いたくなります。これまた殆どの喫煙者に共通する事ではないでしょうか。上記のことを総合すると、ほぼいつでもタバコは吸いたくなるものだということがわかります。また何かをする前に、何かをした後に、何かをしながら、というのは個人差がありますが喫煙者はみんな自分のパターンを持っています。またそのパターンを崩そうとはしません。
おそらく禁煙できていないけど禁煙にチャレンジしたことがある人はわかると思いますが心底タバコがやめたいとは思っていません。やめられたら良いなとか、苦労せずやめられるのならチャレンジしようかな?という程度です。それでは絶対にやめられません。

どうしたら禁煙できるのか(憶測です。)

1、絶対やめるという強い意思を持つ。

2、吸えない環境に自分を置く。

3、吸えない状況になる。

4、吸わなくても良い状況になる。

5、自分に合うクリニック、禁煙薬及びグッズを見つける。

上記の中の一点でもクリアできたら禁煙は可能だと思います。しかし多くの場合、結局は1に行き着くのかなとは思います。ここからは、各項目について順に説明していきます。

1を選択の方は、こんな記事読まなくてもすぐにやめられると思います。やるぞと決意するだけです。

2、3の選択については確実に実行するのがかなり困難だと思います。タバコがない、喫煙が違法などの国や島などへ移住する、入院する、刑務所に入る、もしく前出の場所に強制的に送られる。一文無しになる。などを確実に実行する必要があります。それ以外だと結局逃げ場があるので禁煙の成功と継続は厳しいと思います。そうなると結局は1がないと達成出来ないことになってしまいます。

4のパターンは理想的だと思います。結構な数の成功者を知っています。禁煙できた人の中でも一番再発率が低くてうまく行っている人が多いパターンです。

このパターンは自発的なものと外的要因によるものの2パターンに分かれます。主な例を挙げていきます。

【自発的なパターン】
・なんとなく吸わずに数日間過ごしたけど特になんとも思わず禁煙できた。
・なんとなくタバコがおいしく感じられなくなって自然にやめていた。

【外的要因の影響を受けてのパターン】
・風邪を拗らせ喉が痛くてタバコが吸えなかった。風邪が治った後も喉をいたわっていたらいつの間にかタバコが欲しいとは思わなくなって禁煙できた。
・入院してタバコが吸えない環境に慣れたので退院後そのままやめられた。
・海外旅行に行って喫煙場所に困って吸わなかったらそのままやめられた。

5のパターンは薬局で禁煙用のニコチンパッチやニコチンガムまだは禁煙グッズを購入して自分で取り組む。または、病院に通院して医師の指導のもとチャンピックスなどの薬やパッチを処方してもらいカウンセリングやスクーリングも時には併用して禁煙に取り組むというものです。

ではどうやって禁煙するのが正解なのか?

禁煙する方法は前項で5パターンに分類しました。1の方は当然やめられるとして、2〜5を比較検討していきます。
環境や状況に支配される2、3はあまり得策とは言えないと思います。地方から東京に出てきて喫煙場所が少ないから仕方なくやめたとかは田舎に行くと再発するかもしれません。海外に行ってやめたというパターンも自然にやめられたのではなくイヤイヤ我慢していたのなら帰ってきたら喫煙してしまうと思います。無理をして禁煙してたいたパターンでは環境が変わると高い確率で再発してしまいます。
負担が少なくて再発率が低い点を考えると4が一番良い選択肢だと思います。しかし4は自分の意思とはかけ離れたところで禁煙を達成しています。自分の意思とかけ離れているということは自分ではコントロールできないのでただ僥倖を待つということになります。これは結果的に禁煙にはなっていますが禁煙方法と言えるのかちょっと疑問ではあります。
禁煙に関する本を読んでというのは5の要素もあるので4半分5半分といったところでしょうか。4はとにかく狙っていきにくいのが難点です。
そこで、誰でも挑戦できるのは5ということになり多くの方にお勧めできるのは5の方法だということになります。

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禁煙治療の進め方について

まずは自分でドラッグストアなり薬局へ行ってニコチンガムやニコチンパッチを買って試してみるのが良いと思います。まずは、それらの商品を買いに行くという意思と行為が禁煙への第一歩です。自分一人で取り組むのなら責任もないですし気軽で良いと思います。忙しい方は病院に行く時間もなくて、これしか選択肢がないという場合もあると思います。
しかし本気でやめたいなと思うなら間違いなく禁煙外来にいった方が良いと思います。きちんと医師に方法を指導してもらえますし何より効果が高い処方をしてもらえます。ニコチンパッチでいくのかチャンピックスなど内服薬でいくのかも選べます。そして何よりのメリットは保険診療なので薬剤も保険がきくのでドラッグストアや薬局へ行って自分で買うより安く済むということです。通院には時間がかかりますが絶対に病院にいったほうが安く済むし成功率も上がると思います。
最近ではW E B診断での禁煙外来もあるようです。割高なイメージもありますが自己流よりかは良い結果が望めると思います。病院に関しては、合う、合わないがあると思いますのでネット検索や口コミなどでしっかりリサーチしてから受診した方が良いと思います。
それと単体での効果は望みにくいですが補助的にニコチンレスのベイプやガム、キャンディーなどに置き換えて行くのも効果的な方法だと思います。ガムの食べ過ぎは顎関節症に要注意です!私は顎を動かすたびにパキパキとなる嫌な症状に悩まされました。

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結論

成功に関しては、経験したことがないので憶測です。しかし、失敗に関しては全て私が自分で経験してきたことなので自信を持って言い切ることができます。ですから、私がした失敗を避ける事は成功への近道だと思って間違いありません。
そこで補足ですが、5はやはり禁煙するという動機がいくらか必要になります。ただ人に言われてとか医師に勧められてだと動機が弱くすぐに挫けて失敗します。私はやめられたらラッキーと思い軽い気持ちでニコチンガムを購入して挑戦してみましたが、初めて数時間後に気がついたらニコチンガムを噛みながらタバコを吸っていました。当然禁煙はできませんでした。また医師から禁煙を勧められた際にチャンピックスを紹介されて薬を飲むだけで煙草がやめられるなら楽だと思い処方してもらったのですが全く禁煙できませんでした。服用しても禁煙は1時間も持ちませんでしたし薬を飲むたびに気分が悪くなるので早々に薬の服用をやめました。入院や海外旅行に伴う自発的ではない短期的な禁煙生活も経験しましたが日常生活に戻ると直ぐに元の喫煙生活へ戻ってしまいました。

結局のところ、きっかけはなんであれ禁煙しようという意思があり禁煙に取り組み始めて、尚且つその意思が時間と共に強くなっていかなければ禁煙は成功しません。1日やめられたからその禁煙した1日を無駄にするのが勿体無い、だから明日も頑張ろう、というような精神構造を作らないとなかなか難しいのでないかと思います。これらを踏まえて禁煙に挑戦する方は、結構良い確率で禁煙に成功するのではないでしょうか。自分が成功していないので疑問形での結論となってしまいます。

現在、私はタバコとは関係ない病気で入院しているのですが病院の敷地内が全面禁煙なのでニコチンパッチでの禁煙治療も同時に受けています。1日60本吸っていたタバコが0本になっているのでタバコ代に回っていたお金がなり浮いているはずです。このお金の節約というのも良いモチベーションになると思います。もしかしたら今度はうまくいくかもしれません。しかし成功する自信は全くありません。どうなるかはまだわかりませんが結果が出たら今回の経験も追記しようと思っています。

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